こんな悩みありませんか?
- そもそも賢威8ってなんなんですの?
- 賢威8がSEOに強いって本当?
- 賢威8は結構前に発売されてるみたいだけど今でも使えるの?
- 賢威8のサポートはどうなっているの?
- てか賢威8って高すぎない?
こんな悩みを解決するために、賢威を買ったのは10年ほど前になる僕が、2022年に改めて賢威8を忖度なしに評価しました。
\ 賢威8を知らない人はチェックしてみてね /
賢威8製作者の松尾さんとは何者?
現在、京都にてWEB関連事業を手掛ける株式会社ウェブライダーを経営中。音楽家としての一面もありますが、長くなってしまうのでここでは割愛し、WEB系の実績を中心に紹介させて頂きます。
プロデュースしたWebコンテンツ
運営中のメディア
開発したツール・サービス
WEB業界では、あるのかないのかわからないような実績をもとにアドバイスをする人も多い中、松尾さんは自ら実践した結果をもとにアドバイスをしてくれる数少ない本物の1人といえます。
ビックキーワードで1位をとったことも、1度や2度ではありません。
また、賢威、ウェブライダー式SEO「超集中講座」などにおいて、これまでWEBメディアを運営する個人・企業に与えてきた影響は計り知れず。
なんかの集まりで隣で飲みながら話をさせてもらったことがありますが、偉ぶる感じは一切なく、めちゃくちゃ腰の低いすごくいい人でした。それ以来、僕は京都の方角に足を向けて寝ていません。
ちなみに松尾さんは長男です。
賢威8の内容
テーマ名 | 賢威8 |
販売元 | 株式会社ウェブライダー |
購入先 | 賢威8購入ページ |
決済方法 | クレジットカード決済 (PayPal)、銀行振込 |
アダルトサイト運用の可否 | |
テーマ1つで複数WordPress作成の可否 | 自分の運営しているブログ・サイトであれば可能 |
テーマを使ったHP制作の請負の可否 | 1クライアント16,632円(税込)のライセンス購入が必須 |
価格 | 27,280円(税込み) |
公式サイト | 賢威8公式サイト |
賢威8を購入後に手に入るもの
- 賢威8(WordPressテーマ)
- 賢威8(子テーマ)
- 賢威8専用プラグイン(キャラ設定プラグイン)
- 賢威8専用プラグイン(LPプラグイン)
- 賢威7から賢威8へのデータ移行プラグイン
- 賢威8(HTMLテーマ)
- 賢威7(WordPressテーマ)
- 賢威7(HTMLテーマ)
- 賢威6(WordPressテーマ)
- 賢威6(HTMLテーマ)
- SEOマニュアル
- コンテンツマニュアル
青○はダウンロード推奨、黄色△は必要であればダウンロードするもの、赤×はダウンロードしなくていいものになります(※僕の個人的判断です)。
賢威6はダウンロードできますが、賢威の公式発表として推奨していません。
なので、賢威7か賢威8をダウンロードすることになります。
ただ最新のWordPressとの兼ね合いを考えると、いまは賢威8一択なので、この記事では賢威8のダウンロードを推奨しています。
この記事で評価しているのも賢威8です。
あとテーマとは関係ありませんが、「賢威SEOマニュアル」と「コンテンツマニュアル」は、とても有益な情報がまとめられているのでダウンロード推奨としています。
ダウンロード先が少しわかりにくいですが、賢威サポートページにログイン後、次のリンクをクリックすれば、賢威SEOマニュアルのダウンロード先に飛べます。
賢威8をインストールしたWordPressはこんな感じ
- インストールしただけの賢威8デモサイト(クリック)
- 初期WordPressに賢威8を有効化しただけのものです。賢威8でブログをスタートすると、この状態からカスタマイズをしていくことになります。
- 直感で適当にカスタマイズした賢威8デモサイト(クリック)
- テストコンテンツを入れて直感で賢威8をカスタマイズをしてみたブログです。賢威8は直感でカスタマイズをするのは少し難しいと感じました。難しく感じた理由は「賢威の設定」という賢威オリジナルの項目があり、そこを設定しないとヘッダーのデザインなどが反映されなかったためです。
- 設定マニュアルを見ながら設定した賢威8デモサイト(クリック)
- 賢威の設定マニュアルを見ながらカスタマイズしたブログです。すこしCSSをいじってはいますが、ほぼ賢威8のカスタマイザーと賢威の設定を使っただけのカスタマイズになります。賢威はダサいという声も少なくないですが、フラットデザインでクセがないので僕は好きなデザインです。
賢威8はカスタマイズしやすい?
結論からいうと、カスタマイズしやすくはないです。
賢威8を自分好みのデザインにするにはHTML、CSSを使ってカスタマイズをしなければなりません。
HTMLやCSSがある程度わかる方ならいいですが、ブログ運営者の中には全くわからないという方も少なくないです。
いまはHTMLやCSSをいじらなくてもカスタマイズできるwordpressテーマも多いので、そういった意味で賢威8はカスタマイズしづらいです。
そもそも賢威販売ページのQ&Aに、次のような質問と回答があります。
ハッキリ「賢威の編集はHTMLやCSSの基本的な知識が必要」と回答していますね。
つまり、賢威8を使うならHTML・CSSの知識をある程度は身につける前提でいなきゃダメってことです。
賢威8を実際に設定してみた率直な感想
賢威マニュアルの「WordPress版の設定・機能」「スタイルガイド」を見て、ひととおり設定してみました。
そのさいの率直な感想をまとめたので、ご覧あれ。
1. 賢威の適用
権威8をWordPressに適応する方法を解説しているコンテンツになります。
まず思ったのが、「子テーマのインストールめんどくさっ・・・」です。
一般的なWordPressテーマだと、子テーマのインストールは次のようになります。
- WordPressに親テーマをインストールする
- WordPressに子テーマをインストールする
でも賢威は次のようになります。
- WordPressに親テーマをインストールする
- 子テーマファイルを解凍する
- その中のstyle.cssを修正する
- 子テーマを圧縮する
- WordPressに子テーマをインストールする
難しいことをするわけじゃないですが、面倒くさいです。
あと、賢威の新バージョンが提供されたさいの更新方法もめんどくさいですね。
一般的なテーマはWordPress管理画面から更新ボタンを押すだけでバージョンアップできます。
でも賢威は次のような手順になります。
- 会員ページから最新版をダウンロード
- WordPressにアップロード
- 子テーマを修整
めんどくさがりの僕としては、たまらないものがありますね。
2. 賢威の設定
賢威8のカスタマイズ方法を紹介しているコンテンツです。
説明画像がいまの賢威8の画面と違う箇所がいくつかありました。
初心者はこういう部分でわからなくなりがちなので、直してもらいたいところです。
あとマニュアルを読んでて思いましたが、賢威8はひと世代前のWordPressテーマですね。
記事の書き方の説明で、ブロックエディターではなくクラシックエディターが使われているので。
文章を書くだけならクラシックエディターは書きやすいので、クラシックエディターだからマイナスとは思いません。
でもいまのWordPressテーマの主流はブロックエディターです。
なのでシンプルに古いなと。。スマホが世の中に浸透したのに、まだガラケー使ってるんですか?みたいな感覚ですね。
ウェブライダーさん(賢威の開発会社)なりの理由で、ブロックエディターに対応していないのだと思いますが、使う側からすると対応してほしいのが正直なところです。
いずれにせよ、時代に合わせてバージョンアップを繰り返してきた歴史が賢威にはあります。
このままブロックエディターに対応しないことはないと思うので、今後に期待ですね。
3. 色やデザインの調整
色やデザインの調整を読んでて「これはいただけませんぞ」と思ったのが、コメント欄を非表示にする方法です。
賢威8でコメント欄を非表示にするにはプラグインを使うことになります。
プラグインを使わないと非表示にできないことに、まず「あいたた」と思ったんですが、紹介しているプラグインも残念でした。
なにが残念かって、紹介しているプラグインがいまは手に入らないんです。
手に入らないものをマニュアルに載せているのは混乱の元なのでいただけません。
「検索してもでてこないけど、どこにあるのこのプラグイン?!どこ!どこーー!」と数分探し続ける人もいるでしょう。そう、僕です。
そもそもコメントの非表示にプラグインを使う意味がわからないので、賢威8の標準機能としてつけてもらいたいです。
あと「CSSを追記して、細かくデザインを調整する」に、デザインを調整するCSSを乗っけておいてもらえるとありがたかったですね。
そうすればコピペでカスタマイズできるので。
4. フリーエリアの活用
権威8では「ヘッダー」「スマホ用フッター」「記事の下」「カテゴリー・タグページ」にコンテンツを追加できるフリースペースがあります。
基本HTMLで追加することになりますが、最近のテーマはブロックを選択するだけでいろいろな設定ができるだけに、ここでも賢威は設定のしづらさを感じちゃいました。
HTMLやCSSがわかるなら自由にデザインできるフリースペースは便利なんですけどね。
5. ウィジェット
賢威で設定できるウィジェットは、次の11箇所です。
ちなみに賢威8にはスクロール追尾ウィジェットがないんですが、地味に痛いですね。
6. 賢威の便利な機能
賢威の便利な機能で面白いと思ったのは「目次の設定」と「パンくずリストの優先設定」です。
目次設定について
賢威8では目次のタイトルを記事ごとに変えられるようになっています。
例えば目次タイトルを「角煮の作り方」「広島風お好み焼きの作り方」のように記事ごとに設定できるということです。
他にも「チェーンソーマン悪魔の強さランキング」「ワンピース悪魔の実図鑑」みたいにすることもできます。
ただ目次と表示されているよりも興味を引けそうです。
目次のタイトルを記事ごとに変えられるのは、表現の幅が広がるので面白いと思います。
パンくずリストの優先設定について
まずパンくずリストというのは、このブログでいうと次の画像の箇所のことです。
ここでパンくずリストの詳しい解説はしませんが、ブログの階層構造をGoogleの検索エンジンにも読者にもわかりやすく伝えるのがパンくずリストの役目と理解しておいてください。
WordPressは1つの記事を2つ以上のカテゴリに登録できるようになっています。
でも1つの記事を複数のカテゴリに設定するのはSEO的に良くないとされています。
例えば、本の目次を見たときに第1章と第2章で同じ内容が書かれていたらおかしいですよね?
それと似たような理由で、1つの記事を2つ以上のカテゴリーに入れるのは、よろしくないというわけです。
でもブログ運営してると「この記事は、このカテゴリーにも当てはまるし、こっちのカテゴリーにも当てはまるんだよ!だからどっちのカテゴリーにも入れたいんじゃワイは!」みたいなときってありますよね。
そんなときに使えるのが、賢威8の「パンくずリストの優先設定」です。
例えば「記事Z」を「アフィリエイト」というカテゴリと、「ブログ」というカテゴリに登録したとしましょう。
そうすると「アフィリエイト」カテゴリが優先されます。WordPressのカテゴリーの優先順位はカテゴリ名順で決まるので。
つまり記事Zは、次のようなパンくずリストになります。
ホーム>アフィリエイト>記事Z
でも「ブログ」カテゴリーを優先させたいなら、賢威8は投稿画面の「パンくずリストの優先設定」でブログを選ぶだけです。
そうすると、次のようなパンくずリストになります。
ホーム>ブログ>記事Z
賢威8はこんな風にカテゴリの優先順位を選択できるようになっています。
どんなときに優先させたいかというと、ブログのテーマ上、アフィリエイトよりもブログというキーワードで上位表示させたいときなんかですね。
理想をいえば、ブログを作る段階で1記事1カテゴリーになるようにカテゴリー構造を考えたいところです。
でも、はじめからカテゴリー構造をうまく考えられるものでもありません。
なので、あとあと優先したいカテゴリーがでてきたとき、賢威8のパンくずリストの優先設定を使ったりするのがいんじゃないかと。
パンくずリストの優先設定のような細かなSEO設定ができるのは、賢威8のメリットの一つにはなりますね。
基本的なスタイル
賢威8基本スタイルガイド一覧ページで、賢威8で使えるスタイルが確認できるようになっています。
いかにもHTMLをコピーして使うんですよ!みたいな解説がされていますが、よく使うスタイルはクラシックエディターから選択して使えるので、このページから毎回コピペしなきゃならないということではないです。
ちなみに、クラシックエディターで対応済みのスタイル次のとおりです。
- 通常の見出し
- 文字に色を付ける/マーカーを引く
- 太字(黒・赤・オレンジ・緑・青)
- 文字(1.2倍・1.4倍・1.6倍・1.8倍・2倍)
- 余白(上60px・上120px、下60px・下120px)
- 引用
- 注意書き
- 整形済みテキスト
- カラム2~6(余白あり・余白なし)
- 装飾ボックス
- 吹き出し
これ以外のものは基本コピペです。
ただ、コピペだと効率が悪いので、AddQuickTagのようなプラグインによく使うスタイルを登録して、クリックで選択できるようにしたり、タグを辞書登録して簡単に呼び出したりするのが普通です。
使いたいスタイルを登録するという手間はありますが、一度登録してしまえば効率よくスタイルを適応させることはできます。
ですがスタイルを登録して使うのは一昔前のやり方なので、賢威8の時代遅れ感は否めないですね。
上級者向けのスタイル
賢威8では上級者向けのスタイルもHTMLで適応させるようになっています。
マルチカラムやタブメニューなどもHTMLで適応させるのを見ると、よりいっそう賢威8の時代遅れ感を感じます。
いまの時代はブロックエディタでポチポチすればできるのが普通なので。
とはいえ、HTMLがわかる人からするとブロックエディタのほうが使いづらいのが現実だと思うので、このへんは使用者の状況によって評価はかわるところですね。
デザインパーツ
賢威8のデザインパーツは、最新のWordPressテーマとくらべても「できることは多い」んですよね。
CTAのバリエーションも多く、横並びのステップ図があるのも意外と珍しいですし、商品ランキングや比較レビューもシンプルでアフィリエイトとの相性もいいです。
ただ全部HTMLで対応しなきゃならないのが、、惜しい。
HTMLといっても難しいことではないんですが、HTMLを見るだけで難しそうと感じてしまうのが世の常です。
デザインパーツはバージョンアップで賢威オリジナルブロックとして対応することに期待したいところですね。
賢威8のメリット・デメリット
賢威8のメリットの補足
一度の購入でずっと最新のものが使える
賢威は一度購入すれば、何度バージョンアップしようとも無料で最新のものがダウンロードできるようになっています。
他のテーマも基本的に同じような仕組みにはなっていますが、賢威はすでに10年以上それを続けているということで信頼性があります。
ちなみに僕が賢威を買ったのも10年近く前ですが、ずっとバージョンアップしたものを無料でダウンロードできています。
フォーラムが充実している
賢威のフォーラムは、次の7つが用意されています。
- 初心者フォーラム
- SEOフォーラム
- WordPressフォーラム
- オプションフォーラム
- ネットビジネスフォーラム
- 協力フォーラム
- 雑談フォーラム
- WP版テンプレート不具合フォーラム
この中で、とくにブログやアフィリエイトをやっている人が注目したいのはSEOフォーラムですね。
ウェブライダーさんがSEOの会社ということもあり、回答の質がとても高い印象です。
一つ参考例として質問と回答を紹介したいと思います(内容をそのまま乗せるのは問題なので大事なところはボカしてます)。
質問
回答
どの質問にも、こんな感じで回答しているんですからちびります。
SEO関連の質問ができる場所って意外とないんですよね。あってもこれだけの回答をもらえる場所というのは本当に稀です。
このフォーラムを利用するために賢威8を購入するという方がいても全然おかしくないぐらい、大きなメリットの一つですね。
SEOを成功させるためになにが必要かわかる
賢威を購入すると 「SEOマニュアル」がダウンロードできるんですが、ブログ運営やアフィリエイトをしていくだけなら、ここに書かれていることだけでSEOの知識は十分です。
2019年頃に書かれているため、マニュアルで使っているツールの機能が変わっているものもありますが、それを差し置いても有益な情報です。いまでも問題なく使える考え方です。
参考として目次を引用させて頂きます。どんな内容が書かれているかご確認ください。
賢威SEOマニュアルの目次
- 第1章 SEOを成功させるための諸準備
- 1-1.「パーソナライズド検索」の影響を知る
- 1-2. ブラウザは「Chrome」を使う
- 1-3. PCとスマートフォンでの表示確認を怠らない
- 1-4. 本当の目的を見失わない
- 1-5. 公開後、運用しなくてよいサイトなど無い
- 1-6. 即効性のある SEOは基本的にない
- 1-7. SEOに重要な「質」と「選別」
- 1-8. 今の上位表示の決め手はユーザーへの最適化
- 1-9. 第1章のまとめ
- 第2章 SEOに大切な6要素
- 2-1. クロールとインデックス
- 2-2. 検索意図に合った独自性のあるコンテンツ
- 2-3. ユーザー体験
- 2-4. リンク
- 2-5. ドメインパワー(ドメインの信頼度)
- 2-6. スパム行為の回避(ペナルティリスクの回避)
- 2-7. 第2章のまとめ
- 第3章 SEO技術編~技術面でのSEOの強化~
- 3-1. 文書構造のチューニング
- 3-2. URLのチューニング
- 3-3. 内部リンクのチューニング
- 3-4. クローラビリティの強化
- 3-5. シェアラビリティの強化
- 3-6. サイトの品質とユーザー体験の向上
- 3-7. 露出・拡散のためのプランニングと SNS
ちなみに、どの項目も一行や二行で簡単に説明されているのではなく、画像をふんだんに使い、具体的な解説がされています。
かなり骨太な内容なので読むだけでも大変かもしれませんが、わざわざ時間を使ってでも読む価値はあります。
30秒前にブログ運営やアフィリエイトをしていくだけなら、ここに書かれていることだけでSEOの知識は十分と言いました。
逆に言うとこれぐらいのSEO知識はないと、ブログやアフィリエイトで「狙って」収益をあげるのはキツいともいえます。
もし目次を見て内容をイメージできないようであれば、ちょいとSEOを学ぶいい機会と取らえてもいいかもしれません。
SEOに強いコンテンツの作り方がわかる
賢威8では「コンテンツマニュアル」をダウンロードできるようになっています。
このコンテンツマニュアルは、30記事で200万PVを達成したブログがどのようにして作られたのかを「簡易的にまとめたもの」になります。
毎月1~3記事を投下していたとのことで、200万PV達成するのに1年ちょいと考えると、、控えめにいってバケモンですね。
ちなみにこのサイトの事例を「詳細にまとめたもの」が、ウェブライダー式SEOライティング「超集中講座2019」という99,000円の有料セミナー動画になります。
値段にもびっくりしますが、時間も10時間以上あるので、いろんな意味で見るだけでも大変な動画です。
このコンテンツマニュアルは、その動画のポイントをギュッと文章でまとめたようなものなので重要なポイントが把握しやすく、ぱぱっと読めるのでありがたいです。
僕は今でもこのコンテンツマニュアルを読むことがあります。
賢威コンテンツマニュアルの目次
- Chapter1 Googleが評価するコンテンツの傾向
- Chapter2 検索ユーザーが求める情報の集め方
- Chapter3 情報をコンテンツに落とし込む
- Chapter4 リンクを集める、コンテンツを露出させる
- Chapter5 コンテンツを評価し、改善する
Chapter1の内容
「30記事で200万PVを達成したブログ」を題材にして、Googleが評価するコンテンツを紐解いています(※30記事で200万PVを達成したブログ以外のブログも交えて解説されています)。
Googleが評価するのは読者にとって有益なコンテンツになるわけですが、有益なコンテンツってなんですの?というのを具体的に解説している章です。
Chapter2の内容
「100万PVを超えるサイト」を作るさい、どのような手順で情報を集めていったのかを具体的に解説しています。
読者が求めている情報は「きっとこれだろう」と、つい自分で決めつけて情報を集めて記事を書いてしまうことがあります。
しかし、コンテンツマニュアルで解説されている方法で情報を集めると、読者が本当に求めている情報を提供することができるようになります。
Chapter3の内容
Chapter2で集めた情報を、どう記事にすれば読者に読んでもらえるのかを解説している章になります。
Chapter3で解説されていることはルールというほどガッチガチなものではないですが、意識することで読まれやすい記事になることは間違いないです。
賢威8を購入した方は忘れずに目を通しておきたいChapterです。
Chapter4の内容
リンクを集めるためには何を意識すれば良いのか?を解説しています。
こんなコンテンツは引用されやすいという事例も紹介されているので、同じようなコンテンツを作成してみるのも良いでしょう。
Chapter5の内容
コンテンツの改善方法を解説しています。
「記事の改善はしたほうがいいのはわかってるんだけど、どうやったらいいのかわからないんだよなぁ」に対する答えをくれる章です。
- 改善するためにどんなツールを使えばいいのか?
- 書いた記事は公開後どれぐらい経ったところで評価したらいいのか?
- 記事をどう評価したらいいのか?
- 評価した結果が悪ければ記事のどこを修正すればいいのか?
- 修正後は、どうなったら改善したと判断するのか?
上記のことがわかるようになるので、ブログやアフィリエイトで収益をあげようとしているならChapter5は見逃せません。
賢威8のメリットは賢威8というWordPressテーマのメリットではなく、提供コンテンツについてばかりになりました。テーマのメリットはコレというものが見当たらないのが正直なところです。
賢威8のデメリットの補足
ブロックエディタに対応していない
ブロックエディタで使っても不具合はでませんが、選択できる賢威専用ブロックは3つしかありません。
なので、賢威8を使っている方のほとんどがクラシックエディターを使ってると思います。
カスタマイズするのに賢威の設定とカスタマイザーをいったりきたりしなくてはならない
カスタマイザーにヘッダーレイアウトを設定する項目が用意されているのですが、サイトアイコン(ファビコンなど)、ロゴ画像、ヘッダーコンテンツ、メインビジュアルなどは「賢威の設定」でするようになっています。
なのでカスタマイザーでトップページを設定した流れでロゴ画像を設定しようと思っても、一度カスタマイザーを閉じて、賢威の設定に移動して設定しなきゃなりません。
小さなことですが、こういった部分がテーマの使いやすさにつながるので、一箇所で設定できないのはデメリットだと感じました。
アップデートがめんどくさい
賢威のアップデートの流れは次のようになっています。
- 公式サイトから最新版をダウンロード
- 最新版をWordPressにインストール
- 使っている子テーマを修正
- 最新版を有効化
2分もかからない作業ですが、他のテーマがWordPress管理画面から1クリックで更新できることを考えると面倒です。
アップデートが遅い
賢威はそれほど頻繁にアップデートがされないので、WordPressのバージョンアップスピードに対応が追いついていません。
WordPressはバージョンアップ後、すぐまたバージョンアップしたりするので、そのたび賢威をバージョンアップさせるのは効率が悪いと考えているのかもしれません。
なのでWordPressのバージョンアップが落ち着いて、機能が安定した段階で、賢威もそのWordPressのバージョンに対応させるということなのかなと(僕の勝手な憶測なのではっきりしたことはわかりません)。
いずれにせよ、アップデートが遅いのはデメリットの一つです。
賢威8がオススメの人・オススメじゃない人
賢威8がオススメの人について補足
実践的なSEOを身につけたい人
SEOについて気になることや、わからないことを質問できる場を手に入れることができるので、SEOのスキルを身に着けたい人には賢威はオススメです。
ブログで収益をあげようとしている人
賢威8のノウハウは、アフィリエイトやブログで収益をあげようと思っているのであれば「知っておかないとまずいレベル」と言ってもけっして大げさじゃないものです。なのでブログで収益を上げたい方に賢威8はオススメです。
月間100万PV以上のブログの作り方を知りたい人
繰り返しになりますが、賢威8には0から100万PV以上のブログ作成した経緯をまとめたコンテンツマニュアルがついています。
これを見れば100万PVとれるブログを作れるとはいいませんが、直感で進めるのに比べたら100万PVを達成する可能性が高まるのは間違いないです。
賢威8がオススメじゃない人について補足
簡単に自分好みのブログを作りたい人
賢威8で自分好みのブログを作るには、HTML、CSSを設定しないと難しいです。なので簡単に好みのブログを作りたい人には向いてません。
グーテンベルク対応のWordPressテーマを使いたい人
賢威8はグーテンベルグで使っても不具合を起こしたりはしません。
ただ専用ブロックが3つしか対応していないなど、ほぼ未対応といってもよい状態なので、グーテンベルグ対応のテーマを求めている方にはオススメできません。
賢威8で作られブログを8個紹介
サイト名 | NIINA style |
運営者 | にーなさん |
ジャンル | アフィリエイト 特化 |
カラー | 青・白白・緑 |
サイト名 | 格安で行く沖縄一周旅行! |
運営者 | – |
ジャンル | 旅行 特化 |
カラー | グレー・青 |
サイト名 | 本気モードのアンチエイジング |
運営者 | Allyさん |
ジャンル | 美容 特化 |
カラー | 白・マゼンタピンク |
サイト名 | イラママ! |
運営者 | メグさん |
ジャンル | 日常 雑記 |
カラー | ピンク・白 |
サイト名 | エピハダ |
運営者 | 鯛さん |
ジャンル | 料理 特化 |
カラー | 赤・グレー |
サイト名 | akelog |
運営者 | あけみんさん |
ジャンル | イラスト 特化 |
カラー | 白・緑・グレー |
サイト名 | やっぱりコーヒーが好き |
運営者 | ノブさん |
ジャンル | コーヒー 特化 |
カラー | 茶色・白・グレー |
サイト名 | キレイスト |
運営者 | – |
ジャンル | 美容 特化 |
カラー | ピンク・グレー・紫 |
賢威8の最終評価
合計:482点/600点
ブログの書きやすさが70点の理由
賢威8はクラシックエディターで記事を書くことになります。
クラシックとつくとイメージ的に古いエディターのように感じますが、文章を書くことに特化したエディターなので記事を書くという点だけをみるなら実はブロックエディターより書きやすいです。
とはいえ、質の高い文章に加えて、見やすさも求められる現在の記事においては、ブロックエディターでのスタイルの調整のしやすさもブログ運営者からは求められています。
なので賢威8は、書きづらいわけじゃないけど、求められている機能を提供できていないということで、ブログの書きやすさを70点にしました。
カスタマイズのしやすさが65点の理由
賢威8はHTML、CSSでのカスタマイズが基本になります。
しかしブロックエディタでポチポチっとカスタマイズができるWordPressテーマが多い現状を考えると、カスタマイズのしやすさはどうしても低くなります。
賢威8のスタイルが全部ブロックエディター対応になり、ポチポチっとカスタマイズできるようになれば評価も変わりますが、現状は65点ぐらいが妥当という判断です。
サイト表示スピードが82点の理由
lighthouseとGTmetrix というサイトを評価するサービスがあるんですが、それらの評価を最高100点になるように数値化し、賢威8をテストした結果81.9点だったので、端数を切り上げて82点としています。
僕が購入した11個のWordPressテーマの中だと賢威8は4番目に評価が良いテーマでした。
賢威8は高速化の機能が豊富なわけではないですが、機能が抑えられている分、無駄な読み込みなどが少ないためサイト表示スピードは早くなっている印象です。
オリジナル機能・オリジナルコンテンツが85点の理由
WordPressテーマとして賢威8はコレといった独自機能はありません。SEO周りで他のテーマよりも細かな設定はできますが、オリジナル機能というほどのものではないです。
ただ賢威8が提供している、SEOマニュアル、コンテンツ作成マニュアル、サポートフォーラムなどのコンテンツに関しては、他のWordPressテーマにはないもので、マネをしようと思ってもなかなかできません。
なのでオリジナルコンテンツの評価として85点としました。
サポート充実度が100点の理由
バージョンアップは無償。サポートフォーラムの回答の質が高い。それを10年以上無料で続けている。などを考えると、100点以外はつけようがないですね。
賢威8ほどサポートフォーラムが充実しているWordPressテーマは見たことがありません。
価格の価値が80点の理由
僕は価格の価値は払った金額に対してどれだけのリターンが得られる可能性があるかだと考えてます。
その点、賢威8はブログで収益を上げるための考え方という面でも、優れたコンテンツを提供していますし、現在のSEO事情なども知れる質問フォーラムも用意されています。
あくまでも自分次第ではありますが、賢威8に支払う金額以上のリターンは得られる可能性が高いということで80点としました。
賢威8はWordPressテーマとして選ぶ理由は低いですが、専門的なコミュニティを手に入れるという意味では選ぶ価値のあるものです。自分の状況を踏まえて検討してみると良いでしょう。
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