こんな悩みありませんか
- Sirius2ってなにができるの?
- 昔Sirius使ってたけどいまさらSirius2って買う意味あるの?
- WordPressとSirius2ってどっちがいいの?
- 初心者でもSirius2は使いこなせる?
- SiriusはデザインがダサかったけどSirius2はどうなの?
そんな悩みを解決するために、Siriusで200サイト以上作ったことのある僕が、Sirius2を購入して評価しました。長くなってしまったので時間のあるときにローズヒップティーでも片手に読んでください。
この記事を書いたのはこんな人
\ Sirius2を知らない人はチェックしてみてね /
Sirius2の開発者は何者?
Sirius2を開発しているのは株式会社ACESWEBという会社で、2007年にSEO、WEBマーケティング、WEBデザイン専門として設立し、ホームページの制作などを行っていたようです。
会社HPを見る限り、いまも同じサービスを提供しているようですが、僕の中ではSiriusを販売している会社というイメージが強いです。おそらく同じようなイメージを持っている人は多いと思います。
そもそもSirius2とはなんぞや?
SiriusというHP制作ソフトの後継機がSirius2になります。
Siriusはペラサイトという1枚ページでアフィリエイトするのが流行っていた世紀末のような時代に、口癖がヒャッハーのアフィリエイター達に大人気のHP作成ソフトでした。
ペラサイトだけじゃなく、中規模サイトも作れたので物販アフィリをしている方にも好まれていた印象があります。
アフィリエイターの9割は持っていたんじゃないか?ってぐらいに使ってる人がたくさんいました。
もちろん僕も使ってましたし、当時の僕の口癖はヒャッハーでした。Siriusで200サイト以上は作ったと思います。もう7〜8年近く前のことですね。
なぜそこまで人気だったのかというと、当時はいまほど簡単にブログやサイトが作れる時代ではなかったので、簡単に作れるSiriusは画期的だったわけです。
機能がアフィリエイトに特化したものだったというのも大きいです。
アフィリエイト界のいち時代を気づいたHP制作ソフト。それがSiriusであり、Sirius2はその後継機なのです。
Sirius2もアフィリエイターに大人気のツールになる?!
サイトもブログもWordPressで作るのが主流の時代なので、Siriusのような人気を獲得するのは難しいでしょう。
一昔前であれば影響力のあるマーケターが勧めると、それに扇動されるように広まって人気の地位を獲得することもありました。
でもいまはSNSなどでも客観的に判断される世の中なので、そういった広がり方も難しいです。
Sirius2を数日使ってもみましたが、WordPressに比べると設定や操作が複雑です。このあたりも人気が広まらない要因になりそうです。
あ、あとSiriusよりも値段が1万円ほど上がっているのと、年間サポート費1万円が毎年かかるようになりました。これも購入のハードルになるのは間違いないでしょう。
とはいえ、操作に慣れてしまえば収益性の高いアフィリエイトサイトがパパっと作れるので、古参アフィリエイターはとりあえず買っとこ!みたいな感覚で買うんだろうと思います。
ランキングサイトや比較サイトのことを指してます。経験上なんだかんだランキングサイトが一番利益の上がるサイト構成だと思ってます。
Sirius2で作ったサイトはSirius2で作ったとわかる?
Siriusの問題点は、0.1秒で「あ、これSiriusで作ったサイトだ」とわかるぐらいのデザインだったことです。
しかも、それで上位表示されるもんだから、上位サイトが似たサイトばかりという地獄のような状態になっていました。
そんな歴史があるため、Sirius2のデザインはどうなのか気になってる方も多いんじゃないでしょうか。
結論としては、Siriusのときのようなデザイン被りはSirius2では起こりづらいです。
というのも、Sirius2はヘッダーのカスタマイズだけでも複数パターン作れるのと、用意されている4種類のテンプレートがシンプルなので、被ったとしてもそこまでかぶっていると感じがしません。
ヘッダーの設定画面
Sirius2で用意されている4種類のテンプレート
上記のカスタマイズ例は、Sirius2の基本機能だけで作られたデザインになりますが、Sirius2はアイディア次第でここまで変化をつけれるようになっています。
ここまで変化をつけられるので、Sirius2で作ったサイトだとすぐにわかるんじゃない?という心配はそこまでしなくてよいでしょう。
Sirius2の内容・機能
テーマ名 | Sirius2 |
販売元 | 株式会社ACESWEB |
購入先 | インフォトップ |
決済方法 | クレジットカード、銀行振込 |
アダルトサイト運用の可否 | |
テーマ1つで複数WordPress作成の可否 | |
テーマを使ったHP制作の請負の可否 | |
価格 | 28,800円(税込み) 12回払:1,580円(税込み) プラチナサポート1年:7,700円(税込み) |
公式サイト | Sirius2公式サイト |
Sirius2を購入後に手に入るもの
- Sirius2本体
Sirius2はPCにインストールして使います - 1ライセンス
Sirius2はPC1台につき、1ライセンスが必要 - アフィリエイト権利
購入者のみ紹介報酬が15,000円に設定される
下記はプラチナサポートが必要になります
- メールサポート
- 最新版へのバージョンアップ
- SIRIUS2ユーザーズページへのアクセス権
- 各種画像素材の提供(不定期)
- 追加テンプレートの購入 (今後提供予定)
Sirius2で作成したサイトはこんな感じ
- Sirius2のデフォルト設定で作ったサイト
- Sirius2のデフォルト設定で、テンプレートを適応しただけのサイトです。基本はここからカスタマイズをしていくことになります。
- オンライマニュアルを見て設定したサイト
- Sirius2オンラインマニュアルを見て、機能をたしかめながら一通り設定してみたサイトです。作るのになんだかんで7~8時間ぐらいかかりました。
Sirius2で使える装飾・スタイルを紹介
Sirius2で使える装飾スタイルと機能をまとめたので、次のリンクカードをポチッとしてご確認ください。
- 見出し:11種類
- ボックス:15種類+自由に作れるボックス(ユーザーボックス)
- 吹き出し:5種類(カスタマイズ可能)
など、よく使われがちな装飾は十分すぎるほど用意されています。
ただし、吹き出しの文字サイズを大きくした場合、レスポンシブに対応してないようなので、自分でCSSを調整する必要がでてきます。
全てを確認できていませんが、吹き出し以外にもカスタマイズをした結果、CSSで対処しないと綺麗に表示されないことはあると思います。
CSSのカスタマイズは公式サポート外なので、どうしても解決したいときは、ココナラとかで対応してくれる人を探すか、自分で調べて解決するしかないです。
年間更新料を取るのであれば、この辺のサポートも多少はして欲しいと思っちゃうんですけど。。どうなんでしょう。
Sirius2独自の機能はある?
Sirius2は自社で開発してるHP作成ソフトなので、言ってしまえば独自機能の塊です。
なので全てをあげることはできませんが、個人的に「これは」と思う機能をピックアップしてみます。
絞り込み検索
WordPressもテーマによっては絞り込み検索があったりしますが、「カテゴリー」「タグ」「キーワード」などで絞り込むような簡易的なものだったりします。
高度な絞り込み検索ができる有料プラグインもありますが、けっこう高かったりします。
僕がもってるFE Advanced Searchってプラグインは59,800円です。これは特別高いですが、他のも1万以上したり、海外製でサブスクタイプだったりするので、導入しやすいものではないんですよね。
でもSirius2は標準機能として、次の項目が設定できるようになっています。
- 通貨:0以上の整数のみ設定可能
- 数値:0以上の整数のみ設定可能
- 数値(小数点):小数点を含む0以上の数字が設定可能
- 文字列:単位等の制限がなく、自由に文字列が設定可能
- 評価:評価を5~0まで0.5刻みで設定が可能
- 地域:47都道府県及び市町村を設定可能
- 日付:年月日(YYYY/MM/DD)の形式で日付を設定可能
- 画像:アイコンなどの画像ファイルを指定可能
なんかよくわからん!と思うかもしれませんが、これだけ設定できれば、絞り込み検索機能を使いたい人のニーズはだいたい満たします。
ちなみに、サンプルサイトでは次のように設定しています。
はじめは設定方法にとまどいますが、慣れてしまえばなんてこたないです。
フォームのデザインが設定画面内でプレビューできるようになっているので、デザイン設定もしやすくなってます。
なお、1つの絞り込み検索しか設置できないので、記事ごとに絞り込み検索を設置するといった使い方はできません。
レーダーチャート
レーダーチャートってブログ運営者にわりと求められるんですが、意外と機能として提供されてなかったりします。
WordPressテーマだとNishiki-proというテーマに標準でついているぐらいです。なのでレーダーチャートが作れるのは地味にレアな機能です。
ちなみに、僕は昔「レーダーチャートで比較してあげたらわかりやすいちゃうの?!」と、商品一覧ページにレーダーチャートを設置したことがあるんですが、設置する前のほうが成約率が高かったです。
レーダーチャートにすると成約率が下がるといいたいわけじゃないですよ。ただのこんなことがあったよという思い出話しです。
アイテム比較機能
商品を並べて、一つの商品をピックアップして表示ができます。サービスプランの紹介なんかで使われてますよね。
WordPressでもカラムブロックとか使えば作れますが、レイアウトを整えるのが地味に面倒だったりします。
上記の動画を見てもらえばわかると思いますが、Sirius2はそういう手間がなく簡単に作れるようになっています。デザインも僕は好きです。
なお、同時に表示できる商品数は6個までになります。
その他の機能
他にもSirius2独自の機能はたくさん用意されているので、確認したいときはオンラインマニュアルを見てください。
Sirius2はカスタマイズしやすい?
何日かいじってみてますが、いまのところカスタマイズしやすいとは思いません。
Sirius2は機能を選択してくだけで、ある程度のカスタマイズができるようになっているので、カスタマイズが難しいわけではないんです。
ただSirius2では独自タグが使われていますし、機能や操作方法もWordPressとは違うので、なにをするにも戸惑っちゃっている感じです。
例えば、僕が作ったサンプルサイトにプロフィールを設置したんですけど、これを設置するのにけっこう苦戦しました。
こんなやつ
どこかを選択するだけで設置できると思ってたんですが、次の機能を組み合わせないと作れませんでした。
- ユーザー設定ボックス
- 画像挿入
- ボタン
組み合わせるだけでHTML、CSSを使わなくてもプロフィールが作れると考えれば、カスタムしやすいと見ることもできるかもしれませんが、僕はそうは思えませんでした。
とはいえ、操作に慣れてしまえばカスタマイズがしやすいと感じるかもしれません。
プロフィールに関しても、作成した後モジュール機能(パーツ登録機能みたいなもの)に登録したので、次からは選択するだけです。
なので、いまのところはカスタマイズをしやすいとは感じてませんが、今後は変わる可能性があります。
Sirius2のサポート体制
よくある質問で解決できないことは、お問い合わせフォームから質問できるようになっています。
購入者限定で見れる質問フォーラムなどは用意されていません。Siriusのときは質問フォーラムがあったので、もしかするとこれから用意されるのかもしれません。
ちなみに、お問い合わせページには、回答まで通常3~4営業日いただくと記載されていますが、僕が質問したときは1日後に回答をいただけました。
状況次第だと思うので参考程度に聞いておいてください。
WordPressからSirius2に移行するのは簡単?
記事を移すだけならWordPressから記事をエクスポートして、Sirius2でインポートで読み込むだけなので2~3分でできます。
ためしにWordPressの記事をSirius2にインポートしてみました。
移行されるもの、されないものは次のような感じです。
移行される
- 見出し
- 引用
- 表
- リスト
- リンク
- カテゴリー
- HTMLに直でスタイルされている装飾
移行されない
- 画像関連
- Twitterの埋め込み
- You Tube動画の埋め込み
- テーマ独自のショートコード
- テーマの独自機能
- WordPressの独自機能
カテゴリーはSirius2内に自動で作られますが、設定したスラッグは反映されません。記事のパーマリンクも反映されません。なのでリダイレクト設定をする必要があります。
結論。
記事が少なければ手動で修正していくのもいいかもしれませんが、記事が多いならWordPressからSirius2への移行はオススメしません。
もし200記事ぐらい移行させるとするなら修正に2~3週間はかかると思います。
Sirius2に値段の価値はある?
僕は値段の価値として、支払った額よりも利益がだせたなら価値あり。支払った額以上のリターンがないなら価値なし。という基準を設けてます。
経験とか技術も価値といえば価値ですが、都合よくとれちゃうんで、評価判断しやすい利益を基準に考えるようにしてます。
で、Sirius2は28,800円になりますが、それでいうと次のような理由から「Sirius2は値段の価値あり」となります。
Sirius2で物販アフィリエイトサイトを作成して利益をあげる
扱うジャンルを決めてトップページにランキングを置いて、アクセス集める記事を書けば収益はあがってきます。少なくとも28,800円の収益もでないというのは、あまり考えられません。
Sirius2を紹介して利益をあげる
Sirius2を紹介する特化ブログを作ったとすれば、Sirius2はアフィリエイト報酬が15,000円なので、2つ販売できればプラスになります。経験上Sirius2を2つ販売することは、そこまで難しくないです。特典も付けていいのでより売りやすいです。
HP制作の受注して利益をあげる
Sirius2はHP制作の受注もして良いので、1件10万で受注できれば、その時点でプラスです。もしくは1件2万で3件受注でもプラスです。
逆にいえば、Sirius2で1つのサイトも作れないと値段の価値はないってことです。Sirius2を使いこなせそうにないと思うなら購入は控えたほうがよいでしょう。
Sirius2のメリット・デメリット
Sirius2のメリットの補足
WordPressに比べて動作が軽い
WordPressは操作するたびにデータのやりとりをする仕組みになっているので、動作がすこしもっさりしています。
気になるほどもっさりすることはあまりないんですけど、使用状況によっては靴の裏にトリモチがくっついてるかのように重くなることがあります。
そうなったらキャッシュ周辺のメンテナンスをしたり、リビジョンの設定を変更してみたりするわけですが、なかなか原因が突き止められないこともあります。
でもSirius2はそういった心配はありません。
Sirius2はソフトウェアなのでデータのやりとりがなく、つねにシュバババ!ってな感じで軽いです。
絞り込み検索
独自機能のところでも言いましたが、なんだかんだ絞り込み検索がついてるのはありがたいです。
絞り込み検索の設定はわかりにくいものも多いですが、Sirius2は比較的わかりやすいです。慣れるまでは迷うとおもいますけど。
アイテム比較が簡単にできる
これも独自機能のところで話しましたが、商品を並べて一つをピックアップして表示するのは、0から作ろうと思うと結構手間がかかります。
なので、商品比較がカンタンに作れるのはメリットの一つと見ることができます。
お問い合わせフォームの設置が簡単にできる
Sirius2で作れるお問い合わせフォームは簡易的なものになります。
入力項目も次の3つだけです。
- 氏名
- メールアドレス
- お問い合わせ内容
企業サイトなどのフォームとしては心もとないですが、個人運用サイトであれば必要十分かと。
WordPressでお問い合わせフォーム作ったことがある人はわかるかもしれませんが、返信メールの設定とか、送信メールの設定とかややこしいんですよね。
何回もテスト送信して「あ、違う」「届かないな」「ここ件名かい!」みたいなことを繰り返して、ようやく設定が完了。みたいな。
でもSirius2は運営者のメールアドレスを入力するだけで、送受信できるようになります。簡単は正義です。
ランキングページが作りやすい
WordPressでもランキングを作ることはできますが、Sirius2はランキングを設定するさいに口コミ、星レーティング、商品の内容などを一緒に設定できるので楽です。
なんでランキングを作りやすいとメリットなのかというと、「ランキングは収益をあげやすい」からになります。
ブログを運用してると、いまいち方向性がわからない。このまま記事を書き続けたら収益が上がるのかな。特化ブログにしてるけどいまいち収益が上がらない。みたいなことってあると思います。
そういう状況になるのって、収益を上げるための落とし所が決まってなかったりするのが原因だったりします。
なのでランキングを落とし所にして、記事を書くぐらいに考えてしまったほうが迷いなく進められたりします。
僕の例だと、ランキングを落とし所としたサイトで月200万ぐらい利益をだしてたことがあります。ジャンルは脱毛で、発生が300万弱で承認が200万残るような感じでした。
なお、そのサイトはある日を最後に僕の前から去っていきました。おしっこちびりました。
僕の話はどうでもいいとして、ランキングというのはそれぐらいのポテンシャルがあるものです。なのでランキングが設定しやすいのはメリットだといえます。
1つサイトを作れば複製して使える
試行錯誤して収益性の高いサイトが作れたら、複製して中身を新ジャンルの商品に置き換えたり、記事を置き換えたりするだけで、また収益性の高いサイトになる可能性があります。
なのでサイトが複製できるというのも僕としてはメリットの一つだと思ってます。
WordPressでも作ったサイトも複製はできますが、プラグインをインストールしてエクスポートしてインポートしてと手間がかかるんですよね。
その点Sirius2はサイト管理画面から複製したいサイトを右クリックして複製を選択するだけです。
補足:静的サイトのメリット(クリックで閉じます)
Sirius2のメリットではないんですが、Sirius2で作られるサイトは静的サイトになるので、静的サイトならではのメリットも紹介しておきます。
静的サイトに対して、動的サイトというものがあるんですが、これはAさん、Bさん、Cさんによって表示されるページを変えたりできるサイトのことです。
AmazonとかNetflixをイメージするとわかりやすいと思います。
Amazonだったらおすすめ商品に表示されるものは人によって違いますし、Netflixも見てる人によって表示される作品は違いますよね。WordPressも動的サイトになります。
静的サイトのメリット
- レンタルサーバーを使わなくても運営できる
- レンタルサーバーの移動が簡単
- セキュリティ面でWordPressより安心
- WordPressより高速に表示される
レンタルサーバーを使わなくても運営できる
いまの時代は静的サイトならレンタルサーバーを借りなくても運用ができます。
エックスサーバーとか、ロリポップサーバーとかお金を払って借りなくていいということです。
毎月レンタルサーバーに支払っているお金を払わなくて済むので、年間でいうと数千円〜数万円の節約につながります。
ただレンタルサーバーの代わりにCDNというサービスを使うんですが、その場合Sirius2のFTP機能は使えません。
手動でSirius2のサイトファイルをCDNサービスにアップしなきゃならないので面倒くさいです。
なので、レンタルサーバーを使わなくても運営できるといっといてなんですが、Sirius2で作ったサイトはレンタルサーバーを使って運用するのが無難です。
どうしてもレンタルサーバー代を節約したいのであれば、そこまで難しいことではないので調べてやってみるのもいいかもしれません。
レンタルサーバーの移動が簡単
WordPressでレンタルサーバーを移動したことがある人ならわかると思いますが、けっこう大変です。
でも静的サイトはFTPのアップロード先を変更して、サイトファイルをアップするだけでいいので簡単です。ぺぺぺっ!てな感じでできちゃいます。
静的サイトはセキュリティ面でWordPressより安心
WordPressはセキュリティが弱いと聞いたことがあるかもしれません。
WordPressを家で例えるなら、窓が沢山ある家になります。
窓一つ一つにカギをかけていれば、泥棒に入られるリスクを減らせますが、家主がセキュリティにそれほど関心がなく、カギを締め忘れたりするような人だと、泥棒に入られる確率は高くなります。
WordPress運営者の多くはセキュリティに関心がない家主と同じようなものです。
なのでアクセスしたら「○○が当選しました!」みたいなスパムサイトに読者が飛ばされる。なんてことになってるWordPressブログもたまにあります。
いっぽう静的サイトを家に例えると、玄関が1つあるだけの四角い箱のような家です。窓なんて一つもありません。窓がないから泥棒も入りようがないです。玄関の戸締まりだけしておけば安心。みたいな感じです。
イメージですが、WordPressと静的サイトでは、これぐらいセキュリティの強さが違います。
WordPressより高速に表示される
WordPressと静的サイトは、ページが読み込まれるまでの仕組みが違うので、静的サイトのほうが表示が早いです。
簡単に説明すると静的サイトは表示されるまでに2ステップなのに対して、WordPressは4ステップかかります。
運営状況によっては必ずしも静的サイトがWordPressよりも早いわけじゃないですが、基本的には静的サイトのほうが表示は早くなります。
Sirius2のデメリットの補足
Sirius2はMacで使えない
Sirius2はWindows専用ソフトなのでMacでは使えません。MacでWindows環境を構築すれば動きますが、そうするとサポート対象外となるみたいです。
スマホで操作ができない
当たり前っちゃ当たり前ですが、Sirius2はPCソフトなのでスマホでは操作できません。
リモートソフトを使って、スマホからPCを操作すれば、ちょっとした修正はできると思いますが、あまり現実的ではないですね。
僕はWordPressの記事をスマホで修正をしたりするので、スマホで操作できないのはデメリットと感じてしまいます。
別のパソコンで操作するには追加ライセンスが必要
Sirius2はPC1台で1ライセンスが必要になります。
例えば「自宅PC」と「ノートパソコン」にインストールして使いたいなら、追加ライセンスを購入しなくちゃなりません。
1ライセンスの料金は9,800円+更新料1年分(2022/10/31 23:59まで)となっているようです。
Sirius2を使うPCを変更したいときは、Sirius2上でライセンスを解除した後に、変更先のPCでライセンス登録をするという流れになります。
ちなみにライセンス解除と登録は6回までとなっています。
6回以上解除する場合は、ライセンス再発行フォームが用意されているので、そこから申請すればできます。そのさいに追加で料金を取られることはありません。
FTPの設定が必要
FTPってのは、サーバーにファイルをアップしたり、ダウンロードしたりするソフトのことですが、WordPressの運用しかしたことない人はFTPの設定でつまづくかもしれません。
WordPressは必ずしもFTPを使う必要はないですからね。
ただブログとかサイト運営しててFTPの使い方がわからないというのは、なかなかのパワータイプなので、Sirius2に関係なく使えるようになっておくことをオススメします。
Sirius2はわりと強制終了する
これはけっこう痛いデメリットです。記事を装飾してる途中で強制終了すると、装飾したものが消えてしまいます。
とくにデザインモードという機能を使うとよく落ちます。僕が不良外国人なら「fu◯k」を連発してたと思います。
デザインモードはHTMLがわからない人には、なくてはならない機能なので、それを使っているときに落ちるというのは致命的です。
Sirius2がまだリリース直後で不安定というのもあると思うので、今後アップデートにて対応されていくとは思いますが、いまのところ大きなデメリットですね。
ちなみにデザインモードを使わなければ強制終了することは、ほとんどありません。
Sirius2がオススメの人・オススメじゃない人
Sirius2がオススメの人
PCソフトをいじるのが好きな人
ポチポチといろいろな箇所をいじって「これはどういう機能なんだろう?こうするとこれが表示されるのね」と楽しんで操作ができる方は、触ってるうちにSirius2を使いこなせると思います。
サイトアフィリをやりたい人
サイトアフィリはジャンルを特化して、ある程度サイトを作り込んだら、次のサイトを作るといった感じです。
ブログアフィリは運営者として前にでてくるケースが多いですが、サイトアフィリは運営者はあまり目立たないケースが多いです。
なので顔だし、Twitterでの活動、他のブロガーさんとの交流などはあまりしたくない人は、どちらかというとサイトアフィリが向いています。
アフィリで稼ぎやすい商品を探してる人
Sirius2は稼ぎやすい商品の部類になります。Sirius2が稼ぎやすい理由は次の5つです。
- アフィリエイト報酬が高い
- Sirius2は報酬が15,000円に設定してあります。報酬が高くても粗悪な商品じゃ意味ないですけど、Sirius2は紹介して自分の価値を下げるようなものではないので自信をもって紹介しやすいです。
- Sirius2は使いこなすのが難しい
- Sirius2は使いこなすのが難しいので、使い方をまとめてあげるだけでも有益なコンテンツになります。Sirius2特化サイトを作るのもありですね。
- 特典をつけられる
- Sirius2は販売するさいに自分で作成した特典をつけれます。なのでサイトデザインが得意な人は、Sirius2の自作テンプレートを作って特典にすれば、自分のブログ経由でSirius2を購入してもらいやすくなります。
- Sirius2の情報がまだあまりない
- Sirius2の情報はネット上にあまりないです。つまりライバルが少ないのでSirius2の記事は上位表示しやすい状況にあります。
- Sirius2制作会社に信頼がある
- WEB業界はチュパカブラのように存在するのかすら怪しい製作者も多いですが、Sirius2を販売しているACESWEBさんは、10年以上Siriusを販売している実績があります。
もちろん長くやってれば無条件で信頼できるなんてことはないですが、ポッとでてきた会社よりは長くやっている会社のほうが信頼されやすいのが世の常です。
- WEB業界はチュパカブラのように存在するのかすら怪しい製作者も多いですが、Sirius2を販売しているACESWEBさんは、10年以上Siriusを販売している実績があります。
以上の理由からSirius2は稼ぎやすい部類の商品といえます。
自社サイトを格安で作りたい人
Sirius2で自社サイトを作れば、28,800円で自社サイトが作れることになります。
WordPressで自社サイトを作ることを考える方もいるかもですが、ブログを書く予定がないなら静的サイト(Sirius2で作れるサイト)のほうがセキュリティ面で安心できます。
ホームページ制作を受注したい人
Sirius2でホームページ制作を受けるのに追加ライセンスはいりません。なんぼでも作っていいのでホームページ制作を始めたい人にはありがたいですね。
Sirius2がオススメじゃない人
ブログを運営したい人
Sirius2にはブログモードが用意されていますが、これはあくまで見た目をブログっぽくするだけです。
Sirius2で作られるサイトは、静的サイトなのでそもそもブログとは仕組みが違います。なのでブログでは当たり前にできることができなかったりします。
例えばブログは記事数が増えてくると、次の画像のような「次のページへ」進むボタンが表示されるようになっています。
これをページネーションといいますが、Sirius2はそれができません。記事を書けば書くだけトップページに表示される記事が増えます。
次のサイトは僕がSirius2で作ったサイトですが、記事一覧の下にページネーションのようなものが設置してあります。
数字をクリックすると次のページに移動するので、ブログと変わらないページネーションに見えるかもしれません。
でもこれは、リストを横に並べてデザインをCSSで整えているだけです。ページが増えるたびに手動でリンクを張らなきゃなりません。
他にもブログでは記事下に「次の記事」「前の記事」というリンクがあるのが普通ですが、Sirius2ではできません。
作ろうと思えばできますが、手動更新になりますし管理も複雑化するので僕ならやりません。
こんなふうに、内部の仕組みがそもそも違っているので、ブログを運営をしたいのであればSirius2はやめといたほうがいいです。
ちなみに、上記サイト(失敗しない自宅サロンの開業方法)の記事はアドセンスの審査が通りにくくなった時期に、どういう記事だと審査が通りやすいのか検証するために、外注さんにいろいろなジャンルの記事をお願いしてたうちの一つになります。
結局この記事は使うことなく(変な記事だったのでボツにしました)フォルダのゴミになっていたので、今回Sirius2のテストサイトに入れてみました。
Sirius2の最終評価
合計:457点/600点
記事の書きやすさが60点の理由
Sirius2の文章エディターで文章を装飾には、上部メニューから装飾したい内容を選択するだけなので、難しくありません。ただ装飾をすると文章がHTMLで囲まれるので文章が読みづらくなります。
デザインモードを使えばリアルタイムで装飾が反映され、HTMLも気になりませんが、一度デザインモードを閉じないと保存できないなど、細かなところで使いにくさを感じました。
慣れの問題は大きいと思いますが、現状としては書きやすさを感じなかったため、この点数としました。
カスタマイズのしやすさが70点の理由
Sirius2の基本的なカスタマイズは選択していくだけなのでしやすいです。
ただSirius2は独自のタグが使われていたりするので、HTMLやCSSのカスタマイズはしにくいと感じました。
あとWordPressと比較した場合、WordPressは追加CSSなどにCSSを記入してくと、リアルタイムにブログデザインに反映されるのでわかりやすいんですが、Sirius2はプレビューボタンを押して確認しなきゃいけないので、それも面倒だと感じました。
またWordPressにはCSSの補完機能があるので、それに慣れてる身としてはSirius2でCSSを全て入力するのが手間でしたね。
選択するだけでカスタマイズできるのはいいけど、HTMLやCSSは扱いずらいということで70点としました。
サイト表示スピードが87点の理由
lighthouseとGTmetrix というサイトを評価するサービスがあるんですが、それらの評価を最高100点になるように数値化し、Sirius2のサイトをテストした結果86.6点だったので、端数を切り上げて87点としています。
オリジナル機能が90点の理由
Sirius2は自社開発のPCソフトなので、ある意味すべてが独自機能と評価することもできます。
ただランキング、商品比較、レーダーチャート、絞り込み検索などの機能は、もともと世にある機能で、それをSirius2で使いやすく再設計しているというものなので、真の意味での独自機能(イノベーション的な)を考えると、この点数となりました。
サポート充実度が70点の理由
Sirius2では年会費を取るようになりましたが、Siriusのときとほぼサポート内容が変わっていないことと、専用フォーラムなどがなくなっていることなどを考えて、この点数としました。
価格の価値が80点の理由
Sirius2の価格は28,800円になりますが、Sirius2を使えばそれ以上の利益をだせる可能性が高いです。とはいえ年間更新料などを考えると購入する側のハードルは高くなりますので、この点数としました。
いまいち収益があがらない状況なら、Sirius2を紹介して月に5万円~20万ぐらいを目指してみてもいんじゃないでしょうか。
Sirius2の独自テンプレート作って特典としてつければ、それぐらいはいきますよ。
コメント